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業種別部会長シンポジウム

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2003年上期業種別部会長懇談会-ルーラ大統領指導下のブラジル政治経済 2003/02/06

「ルーラ大統領指導下のブラジル政治経済が各部会や各業界に与える影響」

司 会  本日の副題の一つであります「ルーラ大統領指導下のブラジル政治経済が各部会や各業界に与える影響」に ついてご意見を頂戴したいと思います。ルーラ政権は初めての労働党政権ということで、今後の政治運営等についての見方は、いろいろあるのではないかと思い ます。一つの見方として、総務副委員長の赤嶺さんに、ルーラ政権発足の意義ということで頭出しをお願いしたいと思います。赤嶺さん、よろしくお願いしま す。

ルーラ新大統領の壮大な「ムダンサ」に期待

赤 嶺  当 部会長懇談会を主催する総務委員会の副委員長をおおせつかっている赤嶺でございます。革新政権発足の意義についてわたくしのごく個人的な意見、つまり私見 を少し申し述べたいと思います。昨年10 月の選挙で、約5,300万票の驚異的な得票数で、見事当選を果たしたPT所属のルーラ第39代大統領が去る1月1日に就任して、きょう2月6日でちょう ど37日目になります。皆様方もよくご存知の通り、ルーラ新大統領が選挙公約として鮮明に掲げた旗印が「ムダンサ」(変革)ということでした。 注目の就 任演説の中でも、ムダンサという言葉を14回も使っています。

ルーラ新大統領が目指すムダ ンサとは、要するに今までのこの国のあり方とか、ありさまといったものを大胆につくりかえ、より社会格差を少なくし、もっと公正、公平感があって住み心地 のいい国に再建して行こうではないか、と言うことだと私は解釈しております。そのためにまず必要になるのが、税制改革、社会保障制度改革、労働制度改革な どを手始めとする、諸構造改革の実施と貧困対策などの社会政策の推進だと判断されます。

PTの系列下にいる有名な社会学者で、USPなどの教壇に立ったこともあるフランシスコ・デ・オリヴェイラ教授も、この国では最近の150年間の間に、奴 隷解放、共和制宣言、30年革命といったようなそれこそ国の「レフンダソン」、再建、再興と呼んでもいい政治の地殻変動に似た画期的な出来事が発生してい るが、ルーラ新政権の誕生はそれらに匹敵しうると指摘し、またブラジルの被支配者階層が歴史上初めて、選挙という最高の民主主義的な手段を使って、自分た ちの手でこの国の歴史をつくりかえようとしている分だけ、今までより注目に値するのではないか、といった評価の仕方をしています。

確かにルーラ新政権は、政治経済社会面にさまざまな多くの困難な問題を抱えており、その反面、行政面での経験がさほど豊富ではなく、政権そのものの前途は 決して並み大抵ではないかもしれません。また、これまでの37日間の行政スタイルを見ておりましても、野党時代に考えていた事と政権党の座についた現在、 考え言っている事との間には当然のことながら、さまざまな矛盾点、つじつまが合わないことなども見受けられ、さらに試行錯誤とか朝令暮改とかの荒っぽさも 多少目立っております。

しかし、その一方では、当選後の最初の記者会見で、これまで選挙の 翌日からすぐ、「為政者の公約違反に裏切られ続けてきた国民を絶えず視野に入れた政治をして行きたい」と抱負を述べており、出てくる日常の問題にもできる だけ素早く取り組んで、国民のイライラを解消してやり、懸案のムダンサを何とか実現していこうとする真剣な姿勢もはっきり見て取れるような感じがします。 例えばCNT、Sensusの最近の世論調査の結果では、ルーラ新政権の滑り出し具合を見て、実に78.4%の国民が「良い政府になるだろう」と期待を寄 せています。多少、運とツキに恵まれた側面も見逃せませんが、まぁ、順調な新政権の船出と言えそうです。ルーラ第39代大統領の今後に大いに注意を払いつ つ、どうしてもムダンサを成し遂げようとするその旺盛かつ壮大なる意欲に大いに期待したいと考えている者の一人であります。以上、仕付役として少し申し述 べました。ありがとうございます。

司 会  ありがとうございました。この問題について意見はもう際限がないと思いますけども、各部会で出されたその代表的な意見を簡単に、時間で言うと2、3分程度でご披露いただけるかと思いますけども(笑)、コンサルタント部会の西川さんいかがですか。

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