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業種別部会長シンポジウム

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2002年下期業種別部会長懇談会-メルコスールに関する要望事項 2002/09/12

司会  それでは第2部に移らせていただき、最初の副題であります、当会議所の部会などですでに出されております、「メルコス-ルに関する要望事項」について、総領事館の花田副領事からお話をお伺いしたいと存じます。 よろしくお願いいたします。

花 田  領事館経済班の花田です。 今回、11の部会の場をお借りして、メルコス-ルに対する進出企業の皆様のご期待、ご提言、ご要望などをヒアリングさせて頂 いたのですが、他の議題があるにも関わらず、ヒアリングの時間を設け、さらに貴重なご意見を頂きましてありがとうございました。 この場を借りて、お礼申 し上げます。

10月に「日本・メルコスール高級事務レベル協議」開催

本日お配りしました5ページにわたる資料です が、経済班の3人が分担してお聞かせ願いました時の皆さんのご意見を大きく「メルコスールに対する期待」、「問題点」、「提言」、「要望等」、「その他コ メント」と分けたものです。 順不同記載です。 「メルコス-ルに対する期待」ということで一番に載せておりますが、今回ヒアリングをさせて頂いた理由 は、10月に日本とメルコス-ルの間で「第5回日・メルコス-ル高級事務レベル協議」というものが開催されます。 その会議で「日本とメルコス-ルの通商 促進」が一つの大きな議題に決まっておりまして、そのため日本側から実際にメルコス-ルで活躍されている企業の方がどう思い、どんな期待を持っておられる のか等を提示して行こうということで、東京の方から、各メルコス-ル地域に駐在する在外公館にヒアリングを実施するように、との作業が来ました。

サンパウロ総領事館のほかにも各領事館で色々な形で各企業の皆様にヒアリングさせて頂きました。 こちらの部分はサンパウロ領事館のヒアリング内容で、 一つは期待等を先方に提示して行きたい大きな柱の一つですが、域内諸国の貿易と人の移動の完全自由化、さらに法体系の統一化が実現することにより巨大市場 が登場し、相乗効果で経済活動が活発化することに期待という貿易部会から出されたご意見をはじめ、やはりマーケット拡大の魅力に対する期待が多かったで す。
また、メルコス-ルという枠にとらわれず、やはり今回、今日の部会長懇談会でも皆様、ご心配等の一つの要因であります10月の大統領選 で、いかなる政権が誕生しても今後、政策の継続性を期待したいということをメルコス-ル側に伝えて欲しいというご意見ですね。また、逆に昨年暮れまではブ ラジルがメルコス-ルを盛り立てて、FTAAを前に米国に対峙して行こうという気概が見られたが、今年に入りメルコス-ル自体のやる気が喪失して、期待と は逆のような感じを受けられているご意見もかなり多く出されました。

そういった部分は、次の「メルコス-ルの問題点」というところで、 非常に多く出されて、この部分が9項目ほどあり、問題点の方が非常に多く出されました。 「メルコス-ルに対する問題点」についての意見というのは、ほか の公館でヒアリングした分とも同じ傾向だったと思われます。
この問題点等は、ごらんになって頂くと分かりますように、現在の金融混乱下で全体 として議論する状態にはないのではないか、金融制度とかさらに各種の規制が異なる中で、別々の規制の中で統合を進める場合は弊害の方が大きく出るのではな いか、メルコス-ル本来の目的とは逆に手続き等で非常に煩雑になっている、という指摘も頂いています。
それから「メルコス-ルに対する提言」ですが、こういったメルコス-ルの問題点をどう解決して行くかになりますと、一つは金融部会から出されました中小企業金融の育成、こうした必要性を提言して行けばとか。
「為替の関係」は貿易部会から出されました金融・為替の安定化、提言ではないが、さきほどの期待のところでも出された通り、アルゼンチンも非常に厳しい 状況だから、日本政府はメルコス-ルにこだわり続けず、ブラジル一国に交渉の的を絞り関係強化を図るべきとの意見も出されています。

域内貿易のレアル決済、レアルフアイナンスの可能性

次に要望。具体的な要望をこの部分に掲載したのですが、金融部会から出された域内トレードを促進する貿易金融制度の創設。食品部会から出されている決済 にレアルが使用可能となるようにして欲しい。 レアル建てファイナンス。 また、金融部会からレアル建て中長期ファシリティの供与。 こういったファイナ ンスや決済制度の改善という要望がかなり寄せられました。 それから、(5)以下ですが、これは、何回も皆様からご要望頂いています、「ブラジルコストの 改善」。 これはブラジル一国に限らない問題だと思います。 関税、国内流通での簡素化とか不正輸入の取り締まり。 さきほども出ました査証問題。 こう したものの緩和をお願いしたい。 さらに安全対策、治安問題へも政府は真剣に取り組んで欲しいといった意見が出されました。

「その他 コメント」では、総領事館や日本政府に対して、「日本・メルコスル高級事務レベル協議」だが、積極的な政府側からの情報発信がふだんから余りないので、急 に意見を求められても難しいとの意見、今後の日本国籍等の問題の意見も機械・金属部会から出されております。
今回列記させて頂いたものを最後 の「その他コメント」部分を含めて本省の方に報告しております。 同時にメルコス-ル管内の各公館からのヒアリング結果も本省に集まりましたので、本省の ほうで10月の高級事務レベル協議へ提出する資料をどう作成するかを検討中です。 また、10月に開催される場合、ここではまだ断言は出来ないが、何か ペーパーのような形式でメルコス-ル側に提示されると思いますので、情報が入り次第、紹介させて頂こうと思っております。
今日は参考までに外務省のホームページから採りました、「メルコス-ルの概要について」というペーパー、それから前回行われました第4回の協議の概要もお配りしましたので、参考にして頂ければと思います。
今回のアンケート、ヒアリングに関する結果は以上の通りです。

 

メルコスールへの提言

△自動車部会

メルコスール加盟国の経済危機はあるものの、一応結束は保たれているが、アルゼンチン向けの輸出が大幅にダウンした事から自動車協定については、昨年末から今年6月まで殆ど協定締結に向けての議論はなされなかったが、7月以降締結に向けての動きが出てきた。
メルコスール圏内の部品現調率は各国の貿易枠についての合意がなされておらず、お互いの利害が対立したままである。
ブラジルメーカーはアルゼンチンの現状を考えた時、あまり期待が出来ないと思っており、かつてのように締結に向けて積極的に動いていない。
むしろ現状ではメキシコとの自動車協定に関心が高く、積極的に動いており、期待も大きい。
中・長期的に見ると、メルコスールは大事な市場であり、現状の利害はあるものの、内容を決定する事が何より大事であり、ブラジルサイドがイニシアティブを取って締結に向けて精力的に動く事が大事だと考える。

△電気電子部会

当部会全体で輸出販売比率は4%以下で取引の対象地域ではないためか、メルコスールに対するコメントは何処からも出されていない。

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