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業種別部会長シンポジウム

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2001年上期業種別部会長懇談会-食品部会 2001/02/01
  • 大手量販店間M&Aでコストアップ
  • 狂牛病騒動でトクしたブロイラー
  • 中国大量買付け特需の大豆
  • 輸出124万T.で新記録のオレンジ
  • ブラジル人の間で“日本酒ブーム”
  • 新製品投入で伸びた豆乳
  • 新製品投入が鍵の調味料

 

●M&A目立った年 業績は年央から回復

司会: ありがとうございました。つづきまして食品部会の上原部会長お願いします。

上原: 食品部会は繊維部会の様な艶っぽい話題はありませんけども、発表させて頂きます。皆様方の業界に遅れること半年以上、昨年の年央からやっと回復 期に入ったと、このように考えております。その中でもやはり業界における再編、これも継続しており、昨年度はアメリカのベストフード社がアリスコを買収し たり、ダノーネがパウリスタを買収したと、こういった大型買収が目立ちました。

それから食品業界共通の問題点ですけど、大手量販店間の吸収合併の流れが全然止まりませんで、私達メーカにとってコストアップ要因になっていると、こういうことであります。

食品部会、まず農畜産、第二番目に外食産業、第三番目に加工食品、この順序で説明させて頂きます。農産畜産、その中のブロイラー、2000年度の国内生 産量は590万トン、8%の増加になりました。増産要因としては、開発が進んでおります北部での生産増、それから狂牛病騒動で欧州向け輸出が増加したとい うことであります。2001年も引き続き好調が予想されており、600万トンの大台乗せが確実と言われております。

次に大豆は、 2000年の生産、中国からの大量買い付けがあったという事、大豆カスの需要増がありまして3300万トン、記録的な生産になった。 2001年も、中国の買い付けが継続するということから、3500万トンから3600万トンとこういった拡大基調が維持されると見ております。

次にオレンジ。昨年度の生産量は120万トンで、前年から持ち越した在庫が35万から40万トンありましたので、輸出量は124万トンと過去20年間で 新記録になった。ただし、一方では価格の下落が深刻になってきて、12月にはトンあたり750ドル、これは4月にくらべて4割以上の安値になった。今年度 は若干の減産が予想されていますけども、2月に底を打って、5月頃までに一年前の1300ドルぐらいに回復してほしいという願いがあるようです。

それから、砂糖生産。2000年度は1550万トン、20%のダウンになりました。輸出も504万トン、60%もの大幅な減少となりました。一方、国内の供給不足感から価格が急騰、それが輸出意欲を削いで、結果として輸出減を更に加速させると、こういう事です。

 

●効果薄の“コーヒー版OPEC”

コーヒーは、7月にブラジルでの降霜被害があって、価格は一旦持ち直したけども、世界的な豊作予想が背景にあり、ニューヨークの定期市場価格は120セ ントから70セントまで急落しました。今年度はブラジルの減産、中南米諸国の減産、こういった事で価格は一時的に回復する可能性はありますけども、コー ヒー生産国連盟(ACBC)が在庫留保策を取っているが、なかなか各国の足並みが揃わず、その効果がまだ出ていない。この在庫留保策を取るという事は、ブ ラジルの輸出低迷を意味するけども、相場を取るのか、数量で稼ぐのか、そういった岐路に立っております。

外食産業は、2000年のイン フレが低く抑えられよかったということです。 1999年はあまりよくありませんでしたけれども、レジャーですとか外食の機会は増えました。サンパウロではブラジル人の「日本酒ブーム」が起こったそう です。今年度は基本的には経済が予測通りに推移すれば、という前提で、外食産業にとっても追い風となるであろう。ただ一方では、消費者の価格感がシビアに なってきており、消費者ニーズをどのようにして捉えるかが勝負だと言う事です。

 

●食品メーカー 大手量販店に悩まされる

第三の加工食品には、3社ありまして、乳酸菌飲料、即席めん、調味料と三つの業界について説明いたします。まず乳酸菌飲料では、豆乳は新製品の投入を行っ たので、前年比大きく伸びた。しかし本命の乳酸菌飲料においては、競合他社の安売りによって前年度を割り込んだ。収益面では大手量販店の寡占化、この中で 値引き要求が厳しくなり、利益率が低下したという事であります。2001年の見通しは、ブラジル経済、明るい見通しなので、品質のグレードアップ、あるい は新製品の投入を積極的にやって前年比10%以上を目標としたい、という事です。

即席めんは99年度、久々に低迷したが、昨年の10月 以降、消費好転し、対前年比107%。以前は、二ケタはあたり前だったけど、ようやく7%の伸びになったという事です。何度も申し上げておりますが、我々 の食品業界の問題は、大手量販店の寡占化、これが販売及び収益面でものすごくメーカーを圧迫しております。なおかつ、これらの大手量販店はプライベートブ ランド、PBを持っていて、安くそれも積極的に売っており、われわれNBメーカーのシェアを奪う方向にあります。本年度は、成長軌道がこのまま続くのでは なかろうかと思っております。シェアー維持のためには、市場の継続的な活性化と新製品の投入、これが不可避であります。

調味料も昨年、3月までは前年比でマイナスでしたけど、それ以降プラスに転じ、前年をわずかに上回ったと言う事です。この業界でも新製品の投入を確実にこなした企業が大きく伸びております。今年度も、継続成長が期待されるという事であります。以上です。

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