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業種別部会長シンポジウム

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2000年下期業種別部会長懇談会-食品部会 2000/08/03

● 価格低迷、寒波・干ばつたたる― 農産畜産
● 金利低下で下期期待―外食産業
● 景気好転の下期に期待―加工食品業界

 

市況回復遅れる食品

上原:食 品部会の報告をさせていただきます。先ほどから、皆さん方のかなりいいお話しを伺っておりますけれども、こと食品業界に限って言いましたら、なかなか市況 の回復が見られないというのが実感であります。下げはそれほど大きくなかったけれども回復、増えるのも遅いという事のようです。

私ども19社加盟しておりますけれども、食品部会のメンバーは、業界別には一つは農産畜産。二つ目は外食産業、三つ目は加工食品。この三つの業界になりますので、それぞれの業界別の動向について報告させて頂きます。

まず農産畜産、農畜産ですけれども、その中の一番目のブロイラー。上期は為替切り下げの影響により数量ベースでは伸びた。20%ほど伸びたけれども価格は軟調であったと。通年では数量ベースで15%の伸び、金額では10%程度のダウン、このような見込みであります。

2番目の大豆は、ずっと続いておりました干ばつの影響で、サンパウロ、パラナ、マット・グロッソ・ド・スル、は20%ぐらい生産が落ちているようですけ れども、全国的なレベルで見れば昨年並みで推移したと。通年でも世界的な余剰感があり、数量・価格とも伸びる様相には乏しく、前年同期程度になるのではな かろうか、という見込みであります。

3番目のオレンジは、2000年の農業年度におきましては6%増加したと。欧州、米国向け輸出、 この価格がFOBサントス価格で1150ドルから1200ドルということで、かなりいい値段が通ったので搾汁メーカー、ジュースを搾るメーカーにとっては 満足のいくレベルとなったと。通年では昨年の干ばつの影響で搾汁、搾るのが1カ月遅れになっており、収穫量は8%以上の減産が予想されると。価格面では期 末の在庫量が多かったということで軟調傾向が続くと、このように思っております。

 

霜害、干害で減収のコーヒー

4番目の砂糖ですけれども、昨年度の砂糖生産は前年比6%増となりました。その一方、アルコールは8%減ということのようです。昨年度の輸出が大幅に増 加した事によって、国内向けの数量が減少してその結果、価格の大幅アップとなったと。サンパウロ、あるいはパラナ州では4月、5月深刻な雨不足があり、こ れも(砂糖)20%ほど生産が減っている状況です。輸出も通年で大きく減ることが確実ということです。

5番目のコーヒーも、昨年は供 給過剰感がありまして、30%の価格減となったと。今年の7月初旬から続きました寒波、あるいは霜の害、霜害、こういった被害に加え、これも続いておりま した干ばつの影響によって、来年度の収穫は減産が予想されております。まあ、世界的には他の生産国の生産増加、大手消費国の過剰在庫、あるいは需要の低迷 と、こういった傾向にあります。

2番目の外食産業は、上半期のインフレが1.6%に抑えられたことで、全般的に外食産業はある程度の 伸びが見られたけれども、個々のレストランによる各論は好調のところ、不調のところと、回復は外食産業全体には至っていないということです。下半期は、公 共料金の値上げ等の不安要素もありますけれども、このところの金利の引き下げなどによってお客様がもう少し増えるんではないかと、こういう期待を抱いてお ります。

 

スーパーでも食品販売伸びなやみ

3番目の加工食品は、乳酸菌飲料それから即席麺、調味料とこの三社がおります。一番目の乳酸菌飲料は、上半期は引続いての価格競争、それに加えて市場の 冷え込みによってほぼ横ばいの結果だったということです。他方、豆乳、輸出好調のりんごジュースは前年対比で大幅な増加となりました。下半期には景気の回 復が期待できるということで栄養補助食品の発売、あるいは豆乳が好調のようでして、豆乳のバラエティー化、こういうことで積極的な売上の拡大を図りたいと いうことです。主力製品につきましては、販売強化などを通じてシェアを回復したいということであります。

2番目の即席麺は、上半期は 前年同期の5%ほどトータルマーケットが減少しております。昨年2月、3月各社が値上げをしましたが、値上げ前の仮需があったりしたもんですから、上半期 ベースでは5%のマイナスになっております。自動車に代表されます耐久消費財が好調のようですけれども食品業界、ヤクルトさん然り、私どものラーメン然り ですけれども、まだこの景気の良さが見られないと言うところでして、スーパーマーケットの売上も、これは各企業間の価格競争もありますが、こと食品に関し ては伸び悩んでいるということです。下半期につきましては、現在、耐久消費財のほうに向かっている消費が即席麺の方に来ないかな、という期待をしておりま す。

3番目の調味料は味の素さん。ここは各流通レベルでやや明るい。流通各社がマージンを多少犠牲にして価格を下げたということで、 積極的に販促を行った結果、家庭用調味料は全般的に好調であったということです。それから昨年発売した甘味料、先ほど隣りの部屋にありましたけれども 〔コーヒーブレイクの席〕、これも全国展開は終わって順調に消費は拡大しているということです。下半期はブラジル全体の経済の安定により一般消費財市場は 拡大すると、従ってもう少し伸びるのではなかろうかと、その機会をとらえて新製品も投入したいということで、味の素さんはだいぶ元気でやっております。

以上が食品業界の前半の報告ですけれども、各経済指標、あるいは皆様方の報告からしますと、まだまだ食品業界のほうには好調さが届いていないということが言えるかと思います。

それから「対伯投資を伸張させるために何が必要か」というテーマにつきましては、時間がありませんので棒読みしますけれども、1-税制改革の遂行及び財 政赤字の縮小。2-徹底した司法改革、3-現状にあった労働法の見直し、4-ブラジルコストの低減、あるいはインフラ面での道路の整備が必要― こういっ たことが提案されました。

以上で食品部会の報告を終わりとさせていただきます。

司会:ありがとうございました。次に電気・電子部会の江口さん、お願いいたします。

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