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業種別部会長シンポジウム

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2002年下期業種別部会長懇談会-機械金属部会 2002/09/12

杉村部会長

 

強気の事業予算は期待はずれに終わった上期

杉村  機械金属部会の杉村です。部会の名前は機会金属部会と変わっていませんが、今年の7月から正式に自動車が独立した部会になりましたので、今回からは自動車、あるいは自動車部品を除いた報告という形にさせていただきます。
ここまでの発表があまりにも格調が高く、また専門的でありましたが、我々の業界はどちらかというとトンあたりいくらとか、ポルキロ( por  quilo)の世界であり、業種も広いので残念ながら私の報告は大雑把なものになります。 その点ご了承お願いしたいと思います。

我 々の部会は月に1回昼食会という形で意見交換会をもっています。 その中で出た話ですが、今年上期の予算は昨年の10月か11月に皆さん準備します。 そ の時点での今年の見込みは、まず去年あったネガテイブな要因である電力問題、テロの影響、あるいはアルゼンチン問題などが減るかなくなる、それに加えて今 年は選挙特需が期待できるということで大変強気な予算を組んだと言う事です。 これは何も我々の業界だけではなく皆さんの業界でもかなり同じだったのでは と思います。 結果は残念ながら期待はずれに終わり予算を達成できなかったという事です。

電力問題、高金利、為替変動、輸出がポイント


そういう中でいくつかの要因がありました。 1番目は電力問題。特にプラント関係ですが、発電設備プロジェクトに関連した要因。2番目は高金利による自 動車産業の不振による影響、それから自動車産業の現地調達化による要因。 3番目は為替変動、内需の減退、それに対応して輸出努力をして成果を上げたかど うかという点。 4つ目は選挙特需の恩恵があったか、あるいは期待通りであったか。強いて5つ目を入れれば、先ほどからの報告にあります農産物、石油、パ ルプといった生産が相変わらず強い業界に設備ないし機械を納める事ができたかと言う点です。

大雑把に言って4つか5つの要因をうまくやったか、あるいはできたかという事で業績も左右したという感じがしました。
簡単に業界ごとに報告させていただきます。

プラント業界―日系が発電所プラント受注

プラント業界の場合はご存知のように、火力発電プラントが沢山でまして、今年はその受注を期待したのですが、景気の低迷とか雨が沢山降ったとかでそのプ ロジェクト自身が急激に絞られてしまいました。 期待通りではなかったのですが日系企業の中には火力発電所のプラントを受注したとか、そこに納める廃熱回 収ボイラーを受注したとか、基本的には期待どおりではなかったものの、そこそこ恩恵はうけたようです。

それから紙パルプ。 ここは生産が極めて強く、ここ数年来プラント案件は好調でしたが大型プロジェクトはほとんど終わっています。

製鉄関係は鉄そのものが自動車産業の不振で内需が冷え込み、輸出で頑張って生産を維持している状況ですが、やはり景気の低迷とか、選挙で先が見えないとか新規のプラント案件が出てくる状況ではないという報告がありました。

それから港湾設備ですが、これも好調な農産物とか鉄鉱石などにからみますが今期は規模は小さいが、数ではいろいろ案件がでてきているようです。 新井さ んの部会に関係する石油化学プラントについては、石油の生産も極めて好調ですし、石化プロジェクトも順調に継続しているようです。

従って発電関係のプラントが若干期待はずれではあったもののプラント関係全体では環境は悪くないという報告であったと思います。

建設機械―選挙特需の恩恵受ける

次は建設機械ですがここは選挙特需を受けたようです。 一般機械は対前年比23%増。 道路建設補修用のモーターグレーダーは1,5倍。 それから河川改修中心に油圧ショベルが1,3倍と今年上期は大変好調でした。 選挙特需を最も享受できた業界と言えそうです。
しかしながら下期は対前年比10%程度の減を予想しているということです。 それは内需は持つけれど輸出がかなり落ちるということのようです。

電動工具―中国品に悩まされる

それから電動工具。 プロフェッショナルのコンクリートカッターであるとかドリルなどは、中産階級の住宅融資が再開され活発な建設があったようで対前年 比15%の伸びが示されました。 しかしながらホビー用などいわゆる量販店向けの商売は中国品とかいろいろな競争が激しくなり、量もあまり拡大しないので 損益面で厳しい。 もうひとつは偽物ブランドがかなり入り込んで困っていると言う報告もありました。 対策としては、自社の中国製のものをブラジルへ持っ てきてある程度競争させるという対策を取っている会社もあると言う事です。

汎用エンジンーここにも中国製が


汎用エンジンですが、これも中国製が3年くらい前からがんがん入り始め従来の2社による寡占状態が崩れて苦しくなっているようです。為替が急に国内品有利になっていますので下期は少しは挽回できるかなという状況です。
景気がよくないのでレジャー用ヨットのデイ―ゼルだとか、その類のものがなかなか伸びてこない。多分これは自動車と同じでローン金利が影響していると言うことだろうと思います。

ネジ、軸受―下期に期待

それから工業用ネジとか軸受ですが、ここも基本的には自動車や自動車関連で当初予算を極めて高く設定したために実績と計画との乖離が極端にあって生産調整せざるを得なかったと言う事です。
市販にかんしては去年からの在庫調整が結局今年も続いていて上期はダメでした。 但し後半は、さすがに在庫が落ちますので回復を期待しています。

ポンプー選挙特需と豊作の恩恵受ける。

農業用ポンプですが、これは選挙特需や農産物の豊作などいろいろな面で恩恵を受け、上期は極めて好調でした。 
下期は、私は詳しくは知りませんが、今年の税収案の審議が遅れたことによって予算が削減されるなど選挙特需的融資が止まり気味であるようです。 従って下期は若干落ちますが農産物の好調が続いていることで灌漑用ポンプの好調はまだ続くと見ています。

精密測定器は販売好調

精密測定器は大型と小型があります。大型測定器につきましては、冒頭に言いました自動車メーカーの現調化の影響があります。自動車メーカーや大手家電 メーカーがローカルのメーカーからの調達を増やしています。 ところがローカルの部品メーカーはそれに答える為には、品質を上げなければいけないという事 で、いわば高級な精密測定器だとか、精密加工工具を買わざるを得ない環境になっている。これは今年だけでなくここ数年の傾向になっていますので、自動車の 生産そのものは落ちているけれどもそれらの販売は好調であるということです。

工具は苦戦


一方、同じ工具でも一般工具はさすがに自動車の生産が落ちた事で影響を受けたと言う事です。 自動車の下期見通しもよくないので下期の工具販売もあまり期待できないということです。

以上簡単ですが業界別報告です。

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