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業種別部会長シンポジウム

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2001年上期業種別部会長懇談会-機械金属部会 2001/02/01
  • 新記録 ― 2輪車と鉄鋼
  • 4年連続フル操業の軸受
  • グロバリゼーション突入
  • 自動車、国内販売増にあの手この手

 

●重工、プラント重電、建機、農機に活気戻る

司会 : ありがとうございます。扱い商品が非常に多岐に渡っている中、まとめて頂きまして有り難うございました。続きまして、機械・金属部会の大沢副部会長お願いいたします。

大沢:機械金属部会の大沢です。突然の宇治社長のご帰国、ただいま部会長不在という事で、副部会長として発表させて頂きます。2000年はおしなべて我 々の業界でも二ケタ成長と、ほとんどの所から聞かれた。大きいところでは60%ぐらいまで伸びたところもあるという事です。いままで長い間非常に苦労され ていた重工さん、プラント関係、生産財、重電、建機、農機メーカーといった業種に活気が戻った年だという事で、「本来の国としての経済成長が見込める時代 に入ってきたんじゃないか」というのが、我々一般的な意見です。それについては、当然、政府が非常にうまくインフレのコントロールをやっている、金利が下 がってきて、これからも下がるだろうという事があります。

アメリカの状況にもかなり左右されるわけだが、我々ブラジルにとってはい ま非常にいい順風が吹いているという事で、今まで景気の戻りが遅れていた、重工関係も良くなったし、当然、自動車、二輪、家電、そこらの高額な耐久消費 財、そういったものが非常に大きく伸びた。逆に今もおっしゃっていましたけど、大衆消費財、一般的な安い商品に伸びが少なかった。実際そこらの品物は2年 も前から、かなり伸びていたものだから、それがたまたま2ケタ、10%ぐらいの伸びだと「少ないな」という感じのところもあったと言えると思います。

我々の業界でも、色分けがついてきたと言いますか、とくに自動車・自動車部品関係で、グローバル企業、グローバル組と申しますか、要するにブラジル国内 だけの市場を当てにせず、世界のグローバル戦略の中のブラジル工場の位置付けという形で、もう過去4年、5年にわたってものすごい高額の投資を行ってき た、主として欧米系のメーカーが加わっているグローバル組とブラジル国内市場を目安に考えている国内組、そういうところで色分けがはっきりして来ていま す。国内組では今国内市場がすごくいい状態になって生産能力が不足している、という事で、逆にいうと、輸出の余力がなくなってしまった。今までは、輸出も まあまあやっていたんだけど、今はとてもじゃないけど輸出に回す余力がない。そういった関係で輸出が減っている。


●自動車生産能力 新設9工場60万台、全体で300万台

逆に車中心の部品、そういった所のグローバル組では、もう輸出危機となっています。実際に自動車の事について申し上げますと、この間そういった所が新聞 に出ていたわけなんですけども、過去3年間でもって、新しく工場をつくった9社、というか9工場の生産能力だけで60万台を見込むと。実際に動き出して2 年、3年、あるいはまだ動き出したばかりのところもありますが、そういった所で100%近い稼動をしているのは3社しかない。トヨタ・ホンダ・ルノーの3 工場だけで後は3割から半分にも満たない状況が続いていて、そこらはかなり切羽詰った選択に迫られるというような状態になっています。

というのは、輸出で数を稼ぐか、逆にクライスラーの様に世界的な戦略からすると、「ブラジルでは造れば造るだけ赤字なんだから、とてもじゃないけど続けら れない」という事で、生産中止を発表しましたね。動き出したのは一年ちょっと前で、もう生産中止というのは、グローバリゼーションというものの功罪であ り、採算的にあわない所は、容赦なく切り捨てる。生き残れるところ乃至は、メリットが出せる所で対外的にやろうという事で、今後とくに自動車業界では淘汰 が始まりますし、もう、実際に始まっていると思います。


●ブラジル式車販売

去年の車の売れ行き、生産状況は皆さんご存知の様に、24%生産がアップし、国内販売は18%の伸び、輸出が34%の伸び、これは台数ベースでの34%、さっき能澤さんがおっしゃった50数%というのは金額ベースです。

輸入車は逆に、為替が弱含みで推移してかなり高額なため、逆に2%減になりました。なんで車の国内マーケットが広がったかと申しますと、やはり一番の原 因は金利の低下と 売らんがための各メーカーのセールスプロモーションです。今日たまたま新聞を見て初めて知ったのですけど、ブラジルではTroca com trocoという、車を下取りに出してなおかつお釣りをもらうという販売方法が以前からあったようですね。新車か中古車のどちらかが要るのですけども、自 分の車の査定価格が買いたい車の50%なら、その50%までの金額なら自分でファイナンスするときに、30%までは頭金として残しましょう、そのかわり、 あとの20%はお金としてくれませんか?という形でくれるような販売方法がブラジルでは出来ると、今まではそんな事はとてもじゃないけど考えられない、た だ借金として後ろに残るだけの話だから、実際にあれなんですけども、面白いやり方だなと、その事によって、自分が持っている借金も払う事ができる訳で、そ れがたまたま去年の12月、1月すごく大きく伸びた原因だったそうです。

 

●今年は185万台生産か

今年もすごくいい具合に進んでおり、とくに出だしは好調で、Anfavea(自動車工業会)の予測ですと、180万台と15%の伸びを予測しているが、 金利がもっと低下して、場合によって、実際ブラジルで年間一ケタ台の金利は考えられないのですけども、実際その近くまでやって来たという事で、金利動向に よっては、益々パイが広がるという事から、実際生産も185万台の予測を立てているわけで、国内販売は160万台、輸出は40万台で200万台。恐らく 200万台は出せるであろうという事を予測しています。その200万台は、97年に初めて達成しておりますけど、来年は上手くすれば200万台まで行ける のじゃないかと言っており ます。

とくに車ないしオートバイがよく売れる原因は、金利の低下、政府のインフレ対策、為替の安定度合、雇 用の安定、そういったものが全て総合しまして消費者マインドと申しますが、そういったものが不安の解消というのが二番目にあげられる。三番目には、現在国 産メーカー11社がしのぎを削っているんですけども、そのしのぎが、新車のラインアップ、積極的な販売政策、先ほどのTroca com trocoではないけども、そういった積極的な販売政策という事も寄与して、今後もまだまだ、ブラジルでは車を買いたい人が沢山いるので、広がるのではな いかと思います。ただその広がり具合は、先ほど申し上げました各社の能力からすると現在、もうすでに300万台、年産の能力がございます。で実際185万 台、20万台、という事は、やはり3割から4割の輸出比率、場合によっては50%近い輸出比率をキープしないと満足な稼働率は得られないという結果になっ ており、当然各社とも輸出にドライブがかかるという事はあります。

 

●粗鋼生産2,774万トン

時間がなくなったので端折りますと、我々の業界で新記録をつくったというのが2カ所ございまして、自動車はまだ新記録に達していません。オートバイが非 常に大きく伸びまして、記録を更新して、更に今年もまだ伸びるだろうと言われています。その主な原因としては、オートバイは車よりも安いし、ブラジルの所 得水準に非常にマッチしている。それプラスの主力の125ccというのが、業務使用、モトボーイ、ああいったものは市場で重宝され非常に良く売れるという 事で、この機種に対しては価格競争力もあるだろうというような事で、輸出もこの機種に関してはやれるだろうという事で、オートバイ業界さん、非常にホクホ クの状況が続いております。

それから鉄鋼の分野で粗鋼の生産量が97年の記録を更新しまして、2774万トンというような事で、好調に 推移しました。ただしこれも鉄鋼業界も国内需要が旺盛になった事があって輸出はどんどん落ちる傾向、輸出が落ちて輸入が増えてしまうという状況になってい ます。それから軸受けさん、NSKさんなんですけども、過去4年間フル生産を続けていて、さらに40%も伸びたと。もうこれ以上伸ばし様もない状況にきて いるそうです。一応そんなところです。以上です。

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