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業種別部会長シンポジウム

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2000年下期業種別部会長懇談会-機械金属部会 2000/08/03

● 輸出競争力強化 ― 伯は質の競争に入った
● ワーゲン、フイアットは世界市場指向になった
● GM新工場みて感じる業界の変化
● 鉄鋼、2輪、部品好転、

 

自動車がブラジル輸出増の原動力

宇治:そ れでは機械金属部会から発表します。昨年上半期の為替切り下げによる苦い経験がウソのように、今年の上半期、機械金属部門全体としては順調に推移してきて おります。インフレ、金利の安定を背景に国内の消費マインドが上向いたことが回復の大きな原因ですが、本部門において特筆すべきは輸出の直接的、間接的貢 献が大きくなっているということです。

ブラジルの上期の輸出総額261億ドルは上期としては1948年以来の過去最高で、前年同期比 16%増となっていますが、その原動力が加工品、特にセルラー、飛行機、そしてここに、自動車の伸びが入って来ております。直接的な輸出金額だけで言え ば、機械金属部門としては大きな金額ではありませんが、確実に輸出ドライブが進行してきており、各企業が輸出のための設備投資を開始していることが、間接 的に国内景気に波及しているとも言えます。

昨年の経済危機がある意味では、現在のブラジルの姿をこの業界では変えておりまして、輸出 価格競争力、それから質の競争ということに本格的に入っていったと。ですから、輸出を常に視野に入れながら国内の投資も進めていく、という姿勢に変わって 来ております。それで品質改良、コスト削減、このへんが非常に競争のポイントになっております。

それから下半期については、上半期の流れが基本的には続くと思われます。このまま低金利傾向が続けば国内需要も安定してくるため、ますます売り上げ増は期待できます。

10月に予定されております中央選挙も公共投資に少しはプラスに働くと思われます。ただし、競争が激化しておりますので、利益の確保というのがなかなか 容易ではありません。ですから、商品力・価格競争力アップ、それからコスト低減でどうして売っていくかということがヤマになっております。

それから自動車ですけれども、去年の12月頃は、いくら落ちるのか分からないと言っていましたが、今から考えると去年の11月頃が底で、底を打って跳ね 上がり始めました。今年、国内市場での卸し売りは1月-6月で64万9000台と、前年度比9.4%増。内、輸入車の販売は7万4700台で前年度比 27%減。国産車は16.6%増ということになっております。

ところが、国産メーカー11社がどんどん投資して激しく競争してますので、名目上は随分値上げしているメーカーも値幅がなかなか取りにくいということになっております。

それから販促費も相当かけてやっております。鉄鋼、石油等事業費の値上がりもありまして、どうしても下から値が上がってくる。ここは、そういったメー カーが強いですから、すぐ「売らないよ」と高姿勢に出る。われわれも「まあ、仕方がないな」と購買の担当者がちょっと弱気になっとります。自動車メーカー がごり押しを通そうとする日本のようには行かないようです。

 

ブラジルは輸出基地
各メーカーの共通方針

さきほどから話が出ておりますように、ブラジルを輸出基地として位置づける、というのが各メーカーの共通方針になっております。メルコスールは先ほど言 われたように貿易量が増えているんですけれども、これは結局、規制がなかったから自然に物が流れていた。しかし、8月1日から規制に入ります。細目が決ま らず、ずるずる延ばされていれば、我々にとっては実にいい状況なんですが、細目なしにブラジル、アルゼンチンの大統領2人が握手したという事で、難しい状 況も今後出てくるんじゃないかと思われます。

輸出ではワーゲンがメキシコに出している。フィアットもヨーロッパ向け以外に全世界へやはり目を向けている。それで、上半期には合計17万1500台出して前年度比50.4%増と、大変な輸出増加になっております。

 

金利安定で、下期も伸びる予想

それから、生産台数は輸出に引っ張られて1月-6月で80万1000台。前年同期比124.5%ということで、メーカーはどこも、今まで人数を抱え過ぎていたというのが、今度は「ストライキをされては困る」という方向になっております。

下期も金利が安定しているから伸びるだろう、ということで年間では生産が160万台、前年比119%。国内市場向け137万台、109.6%。輸出が35万台、30.6%の予想を立てております。

損益のほうはまあ、自動車は台数ものですから、売れれば絶対儲かるということはみんな経験的に知っていますから、とにかく造ろうとします。欧米メーカー はコスト削減に関して、ここを実験工場にしております。先月、グラバタイーというポルト・アレグレの近くにGMが小型車の最新鋭工場をつくり、私も見に 行ってきましたが、ロボットをたくさん入れ、一応、年産12万台規模だが、コルサの小型モデルだから、まあ5万台ぐらいしかいかないーと言うことのようで す。その間どうするのかというと、彼らよく考えていて ー補助金を貰い、それからモジュール方式と言っておりますが、サプライヤーを同じ敷地の中へ持って きて彼らに投資させ、彼らのリスクに負ぶさって、それでラインは自分で守るー というような形式に変化してきております。

 

部品、2輪、重工業、農業、鉄鋼、工具の動き

重工業プラントでは、あんまり我々の会員は活躍していなくて、日本からの取組みを主としてやっているが、どうもうまく取れないと、日本の勢力が弱いからという事でした。

自動車部品は大変好調になってきて在庫不足。特にベアリングなんかはもの凄く足りないというような状況だそうです。

自動二輪が、これは大変販売が好調で前年同期比124%の27万6000台ということで非常に好調になっております。それから生産台数も30万7000 台で130%と。それから自動車メーカーのプジョーもパラナでスクーター生産に乗り出すとかですね。だからまあ、ここに近藤さんはいませんけれども、ホン ダの独占的なところへ少し挑戦してみようかなという気運が出てきていると。

農業機械は規模が小さいんですけれども、頑張っておりまして、今年は6から10%ぐらいの販売増を見込んでいると。

鉄鋼のほうは、なかなか好調であります。日本の新日鉄さんも、ウジミナスで自動車用薄板生産の投資もはじめるそうですし、業界として投資気運が高まっているようです。

電動工具は、為替の切り下げのため非常に厳しかったんですけれども、付加価値を付ける国産化で頑張っています。

まあ全般的にですね、去年に底を打って、そこそこ元気になって来たという事です。

 

ブラジルが米国型と認識してもらうには

それから副題の、むずかしいこの「対伯投資を伸張させるために何が必要か」。われわれ、本社を理解させるのはなかなか苦難な行事でございまして、先月、 張社長が2日間ほど、現地を見るというので初めて来られたんですけれども、私が日本にいくら ーここはアメリカ型の市場であるー と言っても理解されな かったんですが、ショッピングセンターに行って見たら、―ああ、これはアメリカだ!ー ということをやっと理解してくれたというようなことです。

われわれのところに役員がいっぱい来るんですけれども、なかなか、皆さんに理解して頂けない。それと国が大きすぎるので、サンパウロとリオを見ただけではこの広いブラジルがよく分からないところもあります。



司会:どうもありがとうございました。それでは、コーヒー・ブレイクと1時45分まで休憩します。45分から始めますので宜しくお願いします。

休 憩

司会:それでは後半の部分に入りたいと思います。繊維部会の名取さん、発表お願いします。

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