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業種別部会長シンポジウム

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2000年上期業種別部会長懇談会-運輸サービス部会 2000/02/01
  • コンテナ貨物輸送25%減
  • 積荷激減の自動車専用船
  • 航空運賃は為替切り下げで2倍に
  • コミッション切り下げで厳しい旅行代理店
  • 機工・構内物流は好調
  • 通信業界も競争 一 段と激しく

各業種とも2000年に期待

萩野:萩野でございます。部会長、JALの加藤支店長がご都合により日本に一時帰国されてまして、代理で出席いたしました。不慣れなんでよろしくお願い いたします。運輸サービス部会は1月の18日に部会を開き、そこで10社が出席して提示された議題に沿ってディスカッションを行いました。

運輸サービス部会は、多種多業種混在の部会でございまして、全体を総括するのが非常に難しいと思うんですが、あえて総括を致しますと、先ほどからの各部会での総括に似ているように思います。

99年につきますと、レアルの切り下げで企業経営に多大なネガティブなインパクトが与えられ収益が後退したと。だけど年の後半には為替のレベルが安定し た、あるいはレアル安により国際競争力が強化されたことによって、全般的な回復傾向をみた。さはさりながら、前半の落ち込みがかなり厳しくて、年を通年 ベースで見ると99年はやはり極めて厳しい年だったと、こういうようなのが99年の全般的な回顧だと思います。

2000年について申 し上げますと、昨年の後半、経済の回復振りとそれから、各業種とも期待を込めて昨年よりは2000年、今年の方が良くなるだろうと、あるいは突然の切り下 げがあった去年に比べると、6カ月先とか、あるいはもっと先まで、ある程度見通しの立つ環境に状況が変わって来たんじゃないかという事で少し明るさを感じ ている、という状況です。

しかしながら、各業界とも去年の厳しさを乗り越えて来たわけですけども、競争環境が業界の中でもっと厳しい状況になっているので、景気は上向くかも知れないけど、競争自体はかなり厳しいというような見方が全般的だと思います。
えーっと九つ程それぞれ違った業種がございますので、簡単に業種毎に99年、2000年についてご報告いたします。まず海運業ですけども、定期船のコンテナ貨物の輸送は年の前半に25%以上の落ち込みを見せました。

輸出は国際市場での競争力が回復したので後半にかけて増加しております。すでに宇治さんから車のことでコメントがございましたけれども、私どもの運んで おります日本からの乗用車の完成車でございますけど、これは輸入が激減しておりまして、従来は私ども商船三井と日本郵船で月1便およそ乗用車換算で4千台 積みの自動車専用船を配船しておりましたが、それが荷物が減ったために直行配船がかなり難しくなりまして、北米東岸あるいは中米で小型船に積み替えて持っ てくると、かなり苦しいオペレーションをしております。

業界全体といたしましてはここ数年来、船舶過剰による競争激化、これは南米を取り巻く航路だけでなく世界中だったわけですけども南米についても同様でございました。

原油値上がりたたる

船腹の需給関係は若干改善を示しました。ただし燃料油の油値の高騰があり、経営自体は99年はかなり厳しいものがございました。2000年はコンテナ貨 物につきましては、輸出入ともに年間を通じて安定した荷動きが期待されると考えております。自動車については最近の厳しい状況がまだまだ続くだろうという 状況でございます。さらに定期船の運賃の修復、あるいは燃料油の突発的な高騰につきましては、燃料の特別油値の高騰に対する割増し金、バンカサーチャージ と申しますけども、これを頂戴することが荷主さんにほぼ受け入れられておりますので、これを契機に採算の改善の年にしたいというふうに考えております。
次 に航空でございますけども、航空運賃はレアル切り下げによっておよそレアルベースで前年比倍に値上がりしたという状況でございます。でこれによって国際線 の利用客が激減する、また環境的にも経済の低迷によってビジネス客の移動が減る、観光需給が減少する、という厳しい状態になっております。

またコスト面でいきますと航空機のリース費用、あるいは航空燃料、それ以外のドルコストの支払い、こういった事によって、ブラジル国内の航空会社はかなり厳しい環境に陥ったと言われております。

その結果として最近では国内ブラジル航空会社4社の合併というような噂まで出ているという状況があります。実際の数量面で言いますと、観光とか買い物中 心のドル箱路線のマイアミ、ブラジルからマイアミ便でございますけど、ピークの時でも前年同期比マイナス70%というような大変大きな落ち込みを記録した というふうに聞いております。それから日本行きの観光旅行のキャンセルも1000席といいますから1000人規模で発生したと。ただですね、2000年の 新年をブラジルで迎えようという出稼ぎの方の一時帰国があったということで、若干のブームがあったけれど総じて厳しいというふうに聞いています。

シドニーオリンピックに期待

新年度もブラジル発見500年とか、あるいはシドニーオリンピックといったイベントがございますが、なかなか需要の回復は楽観できないと。それから代理 店コミッションについて、アメリカの航空会社を主体として切り下げをこの1月から実施するという事で、この代理店と航空会社の関係、これが何うなって行く かというのが今年の注目される点だと伺っております。

また、アメリカを主体としたインターネットを利用したE―ビジネスと言うんでしょうか、これがどういうふうにブラジルで展開されるかというような事も問題視されております。

当部会にはまだ、旅行代理店、カーゴフォワーディング、ホテル、広告、情報通信、リテールといっぱいございまして若干の時間延長をお許し願います。旅行 代理店につきましては、航空会社と同様、大変厳しい一年だったと、一言で言ってしまえばこういう事だと思います。2000年については、いま航空関係で申 し上げた通り、代理店の収入源である航空券の販売によるコミッションこれの切り下げが大変厳しい、生産性低下で一層苦しくなって来るだろうというふうに思 います。ただし若干の、何と言いますか、景気の回復によって需要は喚起されて来るだろうというふうに期待しております。

カーゴフォ ワーディング、これは船のところで申し上げた通り、最初、荷動きは落ち込んだけれども後半に持ち直したということで前年比は15%くらい、平均すると 15%くらいの落ち込みかというふうに聞いております。引越し荷物、駐在員の撤退・減員といったような状況で引越し荷物の取り扱いは減ったと聞いておりま す。

機工・構内物流は1年がかり工事仕上げ

機工及び構内作業の関係でございますが、まずウジミナス製鉄所の高炉の改修工事で、1年掛かりの高炉の解体というような大きな工事があり、3000人も の要員を動員、作業したということで大変好成績を収めたというふうに聞いております。ホテル・広告はやはり不況といいますか、景気後退で全般的に低迷いた しました。ただしホテル業界では、レアル安により海外からの観光客が多く、すでにリオなんかでは需要が回復していると、盛況だということなので、これをサ ンパウロの方にも期待したいと。で、先ほどもどなたかおっしゃいましたけど、市議会の選挙の年なので、こういった事が呼び水になるだろう、なるといい、と いうことで広告業界も同様に期待をしているという事でございました。

あとは情報通信につきましてKDD、NTTさん両社が、先ほどの 江口さんのレポートにもインターネットというのがございましたけれども、運輸・サービスの方にもメンバーとしてお名前を連ねておられまして、全体的にイン ターネット需要は増加し、売上が増えたんだけれども、競争も激化して厳しい状況だと。

とりわけ音声の通信に関して、国際通信の自由化 問題をブラジル企業と摩擦が生じて、一時やろうとしていたインターネット電話は断念せざるを得なかったといったレポートも伺っております。やはりこの業界 も2000年はより一層厳しさが続くだろうというふうに聞いております。

リテール分野の車の販売でございますが、これは先ほどトヨタの宇治さんのレポートに大変厳しい状況が報告されておりましたので、その通りというふうに思いました。各種・各業界より集まった部会ですので、なかなかまとめが難しいんですが、以上でございます。

司会:あ りがとうございました。だいぶ時間が、押しつまって来まして副題の方の議題もありますので、特に何もご質問がなければ、この「99年の回顧と2000年の 展望」というセッションを、三好会頭の講評をいただき終了させていただきます。引続いて新年会でお願いしましたように、各部会長の方から一言づつ、自分の 部会をこうやって運営して行きたいということを三好会頭のオリエンテーションをもとにお話頂きたいと思います。では三好会頭講評をお願いします。

 

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