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業種別部会長シンポジウム

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2000年上期業種別部会長懇談会-部会長懇談会 2000/02/01

懇談会

司会の言葉:本日は、お忙しいところをご参集いただきまして、大変有難うございます。ただいまから当ブラジル日本商工会議所の業種別部会長懇談会を始めたいと思います。
本日は小島総領事が初めてのご参加なので、一言ごあいさついただいたあと、私のほうから司会を努めさせていただきます。では総領事、一言お願いいたします。

小島総領事: 今日は初めての業種別部会長懇談会に参加させていただきまして有難うございます。
今年は「具体的アクションの年」ということで、「官側」として何が出来るか、あるいは「官と民」と協力して、何が出来るか、ということを今後考えて行く上で、基本的には、皆様の議論を拝聴させていただきたいと思います。

岡田司会(以下司会): 有難うございました。
本日は、各部会長さんより業種別の「99年の回顧と2000年の展望」について、お一人10分程度ご報告をいただいた後、自由討議に移りたいと思います。
その後、すでにご連絡しましたように、部会活動の今後の在り方について、率直に議論する予定です。

三好会頭からは、後で講評をいただく事にしまして、まず、最初に私のほうから、共通部分について簡単に触れさせていただきます。

共通部分
● 99年の為替レートの動き
● 99年のインフレ
● 99年のGDP
● 海外からの資金調達・直接投資
● 財政責任法
● 今後の経済予測

(1)まず、99年のブラジル経済ですが、年初に為替変動相場制への移行を余儀なくされ、その後ブラジルリスクに対する過敏な反応により、為替が一時1 ドル2.2レアルまで行く等、不安定な局面となり、インフレ再燃、為替相場の続落、景気大幅後退といった悲観的なシナリオを描くエコノミストも多かった訳 ですが、一年が終わって振り返って見ると、GDP成長率が1%程度のプラス成長を達成したと見られるなど、ブラジル経済は予想外の回復を見せたと言えると 思います。

(2)主な指標を見ても、インフレは、中銀がインフレ抑制の指標として使用しているIPCAベースで年率8.94%の上昇と、目標を達成したのを始め、金利も9月以降、引下げが見送られているものの、3月初旬の45%に対し、19%まで引下げられています。
また、IMFとの融資の基本合意条件である公共機関のプライマリー黒字も、11月現在で、約328億レアル、GDP比3.6%を達成するなど、暫定的な増税措置によるところが大きいという恨みはあるものの、99年年間の目標達成は確実視されています。

(3)こうした情勢を受け、海外金融市場でのブラジルに対する評価は回復しつつあり、連邦政府の相次ぐグローバル債起債による資金調達は成功しており、 調達条件も、アジア危機やロシア危機以前の水準までは回復していないものの、最近実施されましたユーロ市場及び、ドル市場での資金調達では、スプレッド 650ポイントと言う水準になるまでとなっております。
また、海外の直接投資も、99年は300億ドルを若干切る水準に達するなど、好調に推移しました。

(4)2000年に関してですが、概ね楽観論が支配しています。GDP成長率に関しましては、政府とIMFの合意である4%成長は難しいとしても、2% 後半から3%後半という見方が大勢を占めていますし、インフレに関しても6±2%の年間目標の達成は可能との見方が強くなっています。また、昨年は期待外 れに終わった貿易収支の改善も、一次産品の国際市況の回復もあり、今年は30~40億ドルの黒字に転換するとの予想が多い様です。

(5)プライマリー黒字の達成に関しましては、10月に市長選挙が予定されており、不安視されておりますが、先日連邦・州・市政府に対し、歳入に見合った 歳出を義務付ける「財政責任法」が下院で可決され、上院に送られました。この法律の施行が現在の法案通り、可決後即時発効となれば、財政支出コントロール の強力な武器になると期待されます。

(6)本年も、外貨に対する高い依存率、税制改革・公務員年金制度改革等の財政改革のための未解 決事項による公共機関の赤字体質、といった構造的な問題は完全には解決出来ないと思われ、従い、ブラジルの内外の金融情勢の変化に脆い体質は継続する訳で すが、少なくとも「昨年よりは良くなる」というのがコンセンサスではないかと思います。

それでは、各部会長さんのほうから各業界毎の、「99年回顧及び2000年の展望」をお聞かせいただきたいと思います。
まずは、田中コンサルタント部会長から、ブラジルの政治経済につきまして、更に詳細な99年回顧及び2000年展望をお話いただきたいと思います。

 

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