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鉱業

鉄鉱石

ブラジルの資源輸出*1

資源名 2007年(金額) 2008年(金額) 2007年(重量) 2008年(重量)
鉄鉱石 10,557.90 16,538.50 269,448.00 281,683.747
アルミニウム 1,516.80 1,417.40 581.4 547.230
790.8 1,032.40 35.8 37
銅鉱石 1,032.30 1,196.30 573,241 637,907
粗銅 675.4 675.3 101,964 93,104
アンガン 111.3 615.7 1,288.016 2,033.634
ボーキサイト 666.3 559.4 241.776 200.691
アルミナ 238.5 293.3 5,783.942 6,220.722
ニッケルカソート 374.1 203.5 13,265 292
粗錫 78.2 103 5,649 5,992
粗亜鉛 153.8 85.3 49,517 38,515

 

ブラジルの資源輸入*2

資源名 2007年(金額) 2008年(金額) 2007年(重量) 2008年(重量)
塩化カリウム 1,500.10 3,828.20 6,762.612 6,750.586
粗銅 1,618.80 1,930.80 216,898 251,019
銅鉱石 1,055.90 1,029.00 482,940 473,752
コークス 311.3 909.6 1,626.399 1,901.821
モリブデン鉱石 200.8 235.6 8,355 8,079
147 210.8 62,776 86,780
アルミニウム屑 197.4 189.2 103,486 92,739
プラチナ 106 168 2.3 3
亜鉛鉱石 252.5 161.9 185,266 221,191
アンガン 12.2 46.3 142,912 135,343
145.3 143 354.2 309.2

 

出典: Secex

*1,2 単位は金額は100万ドル、重量はトン

 

 鉄鉱石は世界中から産出するが、2003年の世界の埋蔵量は1,500億トンであり、ロシア、オーストラリア、ウクライナ、中国、ブラジルの上位5カ国だ けで約60%を占める。コスト・品質の面から商業的な鉱山が操業できるのは、オーストラリア、ブラジル、中国、カナダ、インド、ロシア、米国、ウクライナ だけ。これらの国は、地面から直接鉄鉱石を掘り出す、露天掘りができる。特に、オーストラリアやブラジルの鉄鉱石は鉄分の占める割合が約65%と高品質で あり、これらの鉱山は大半が赤鉄鉱である。

2002年の産出量は、ブラジル (21.1%)、オーストラリア、中国、インド、ロシアの上位5カ国が70%を占める。なお、第二次世界大戦直前の1937年の統計ではアメリカ合衆国 (68%)とスウェーデンの2国だけで全世界の産出量の85%を占めていた。2002年現在、この2カ国の産出量は1937年当時とあまり変化していない が、シェアは7.7%に低下した。これは産出量が9,780万トン(1937年)から5億9,270万トン(2002年)に増加している。

鉄鉱石輸出

2003年度の国別輸出量は、オーストラリアが36.1%(1億3,000万トン)、ブラジルが34.8%、インドが9.5%、輸出シェアは、ブラジルの ヴァーレ・ド・リオドセ社、オーストラリア・イギリスのBHPビリトン社とリオ・ティントの鉄鉱石3大メジャーが約80%を占めているが、1990年代に 市況低迷による合理化や淘汰が発生してその結果、業界の再編が加速したために寡占化が進展した。

鉄鉱石輸入

鉄鉱石輸入量は長年日本が世界トップを占めていたが、中国の急激な経済成長で2003年度に、中国が日本を追い越して世界トップになった。中国は自国で鉄 鉱石を産出できるが、一般的に40%から50%の含有量が必要であるが、鉄鉱石の鉄分含有量が約30%しかないためにコストが高くなってしまうので、高品 質の鉄鉱石を輸入に頼っているの。
2003年度の国別輸入量は、中国が28.5%、日本が26.1%、韓国が8.6%、台湾が3.1%と、東アジアだけで2/3を占め、ドイツ、フランス、イギリスが続く。
日本はほぼ全量を輸入しており、2003年度は1億3,600万トン輸入、国別輸入先はオーストラリアが61%、ブラジルが18%、インドが11%であった。

鉄鉱石価格

最近数年間に中国の急激な経済成長で鉄鉱石が不足してきた。しかし鉄鉱石鉱山の開発には、鉱山だけでなく鉄道・港湾などの設備も必要なため、完成するには 数年単位の時間がかかる。さらに、鉄鉱石メジャー3社(リオドセ社、リオ・ティント社、BHPビリトン社)が輸出シェアの80%を占める典型的な寡占業界 のため、価格を吊り上げているきらいがあり、近年では鉄鉱石価格が暴騰している。
2005年度の価格が日本鉄鋼メーカーと鉄鉱石メジャーと の間で決着、前年比70%を越える過去最高の価格になった。過去最高の価格だが、日本鉄鋼メーカーにとって他の鉄鋼原材料とあわせて1兆円のコストアップ になり、鉄鋼製品への価格転嫁が最終製品への価格転嫁までつながる様相を示している。一般には数年前からの鉱山開発が2006年には稼働するため、その頃 には需給改善が行われると見られている。鉄鉱石価格の高騰と、ユーザーによる資源確保は、大手メジャーのあるブラジルやオーストラリアの地政学的な地位を 向上させるに到っている。

出所- 鉱山動力省、CCJIBから抜粋 2006年9月


鉱業政策

 

1990年代の貿易自由化、民営化、地域経済統合、規制緩和により市場開放政策へと変化して行き,鉱業分野においても外資規制〔外資49%まで〕は撤廃さ れたものの、制度面の不十分さで採掘開発投資は進展しなかったが、2001年に投機目的の鉱区所有防止するための鉱区管理の近代化、鉱山保有店鉱山閉山規 制の確立、政府組織を含むブラジル鉱業センターの改革を制定、2004年には2750万ドルを投資して、鉱区管理システムの近代化を行なった。
また鉱山開発の障害となっている環境規制の再検討を開始、国境から150キロメートル以内は安全保障の観点から法律6634/により外国資本の活動は制限されているが、資源開発の遅れをきたしており、早急な法律改正で外国資本活動制限が解除される必要性がある。
ブラジルの非鉄金属として金、亜鉛,銅、ニッケル、ニオブなどが生産されており,探鉱活動ではジュニアカンパニーが金鉱、メジャーカンパニーが酸化鉄銅、金鉱、マグマ性銅、ニッケル、白金などの探鉱を行なっている。

 

銅埋蔵量は世界の1.8%の1万7000トンに過ぎなかったが、2003年は2万7000トンが、カラジャス鉱山のSossego鉱脈の7万トンが加わり、またカラジャス一帯では探鉱が進んでおり、2010年には年産70万トンが見込まれている。

ニッケル

ニッケルの埋蔵量は600万トンで世界第10位、その90%がラテライトニッケル鉱でニッケル鉱山はCodemin社が操業するゴイアス州のニッケランジ ア鉱山及びヴォトランチングループのミナス州フォルタレーザ・デ・ミナス鉱山、アングロ・アメリカン社はCodemin社を子会社化、2005年6700 万ドルを投資、年産を1万トンに引上げる。またヴォト欄チン社はこのフォルタレーザ・デ・ミナス鉱山を2004年に買収して、年産3万トンの世界10位の ニッケル生産会社になった。

亜鉛

ブラジルの亜鉛埋蔵量は520万トンでポテンシャルは おおきくないが、Vazante鉱山に代表される珪酸塩・酸化鉱が特徴的デ、国内生産量は年産10万トン近くあるが、2003年の自給率は70%で輸入ポ ジションにある。国内供給はヴォトランチングループのヴォトランチン・デ・メタイス社が独占、2004に年産22万トンに上げている。2004年の国内需 要は23万8000トンで前年比11.7%増加,地金輸入は32万トンでペルーから61%、アルゼンチンカラ32%、国内の主な需要は耐蝕メッキ、自動車 用バッテリー、建築用であった。

ニオブ

ニオブの埋蔵量は世界の97.8%を占め、2002年の生産も 6万6724トンで世界の95.1%を占めた。鉱山はパラナ州南部のカーボナイト鉱脈の構成鉱物として生産、メタルジアネ・ミネラサン社は年産2371ト ン、,ミネラサン・カララン社及びミネラン・タボカ社が生産している。

2003年の錫の埋蔵量は250万トンで中国に次いで世界2位であり、生産量は1万2217トンで世界5位にランクされているが、価格の低迷で生産量は減少傾向にある。鉱床は80%がアマゾマス州、12%がロンドニア州に限られている。

ブラジルの金生産はポテンシャルが大きいにも関わらず、2004年の生産量は38.4トンで世界第11位にランクされており、カナダ資本のジュニアカンパ ニーKinrossゴールド社はブラジル第2位の生産を誇るミナス州パラカツ鉱山の権益51%を2004年にリオ・チント社から2億6000万ドルで買 収、20万5000オンスを生産、またカナダ資本のデザート・サン・ミ二ング社波2005年のバイア州ジャコビナ鉱山から近世さんを6万オンスと見込んで いる。

出所-鉱山動力省などから抜粋 2006年9月

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